仕事を辞めたい気持ちはあるのに、その先のことを考え始めた途端、急に足が止まってしまう。
そんな感覚はありませんか。
辞めた後、ちゃんと生活できるだろうか。
次の仕事は見つかるのだろうか。
今よりもっと苦しくなったらどうしよう。
考えれば考えるほど、不安が膨らみ、結局何も決められないまま時間だけが過ぎてしまう。
仕事を辞めた後が怖いと感じるのは、決して珍しいことではありません。
この記事では、仕事を辞めた後が不安になる理由を整理しながら、その不安とどう向き合えばいいのかを、落ち着いて考えていきます。
仕事を辞めた後が不安になるのは自然なこと
今の仕事に不満があっても、辞めた後のことは、まだ形が見えません。人は、見えないものに対して強い不安を感じやすいものです。
今のつらさがはっきりしているほど、未知の未来は必要以上に怖く見えてしまいます。その結果、辞めたい気持ちよりも、不安のほうが大きくなってしまうのです。
不安を感じるからといって、判断が間違っているわけではありません。むしろ、生活や将来を真剣に考えているからこそ、不安が出てきます。
不安の中身は、いくつかの思いが重なっている
仕事を辞めた後の不安をよく見ていくと、漠然としているようで、いくつかの思いに分かれていきます。
収入がどうなるのか。
次の仕事が見つかるのか。
周囲からどう見られるのか。
辞めた判断を後悔しないか。
これらが同時に頭の中に浮かび、整理されないまま重なっていくと、不安は実際よりも大きく感じられます。
何が一番怖いのかが分からないまま考え続けることが、気持ちを止めてしまう原因になります。
不安が必要以上に大きく見えてしまう理由
不安が強くなるとき、多くの場合、一人で考え続けている状態が続いています。
情報が足りないまま想像だけが先に進き、最悪のケースばかりが頭に浮かぶ。さらに、仕事の疲れが残っていると、冷静に考える余裕も失われやすくなります。
その結果、辞めたらすべてがうまくいかなくなるのではないか、という極端な考えに引っ張られてしまいます。
これは意志の弱さではなく、状況が見えない中で起こる自然な反応です。
今すぐ答えを出すことと、整理することは別
仕事を辞めたい気持ちと不安が同時にあると、早くどちらかを選ばなければいけないように感じてしまいます。
けれど、辞めるかどうかを決めることと、今の状況を整理することは同じではありません。先に整理をすることで、考えやすくなる場合もあります。
まずは、不安の正体を言葉にしてみること。何が一番引っかかっているのかを、自分なりに把握してみてください。
ただ、不安が強い状態では、一人で整理しきれないと感じることもあります。
そういうときは、辞めるかどうかを決める前に話を聞いてもらえる場所があると知るだけでも、気持ちが落ち着きやすくなります。
具体的な相談の選択肢については、仕事を辞めたいときに無料で相談できる場所を整理した記事でまとめています。
不安を少し整理するための視点
仕事を辞めた後が不安なときは、事実と想像を分けて考えることが助けになります。
今わかっていることと、まだ起きていないことを意識的に区別するだけでも、不安は少しずつ現実的な大きさに戻っていきます。
また、不安を一人で抱え込み続けるほど、気持ちは重くなりがちです。身近な人ほど、かえって話しづらいと感じてしまうこともあります。
そういうときは、無理に誰かに打ち明けようとせず、まずは自分の中で整理する時間を持つだけでも、十分な一歩になります。
不安を整理していく中で、次に何を確認すればいいのかが気になってくる人もいるかもしれません。
退職後に考えたいことを状況別に整理した記事もあるので、必要に応じて参考にしてみてください。
まとめ
仕事を辞めた後が不安に感じるのは、とても自然なことです。それは、将来や生活を大切に考えている証でもあります。
不安があるからといって、今すぐ辞めるか続けるかを決める必要はありません。
まずは、不安を整理し、自分にとって何が大切なのかを見つめ直すところからで大丈夫です。
少し視点を変えて考えてみることで、今とは違う捉え方が見えてくることもあります。

